広角レンズの誘惑

X-E2 XF16mm

私、鈴木学が使用しているカメラは、Fujifilmの製品です。レンズ交換式のボディ X-E2 を入手して以来、徐々に交換レンズを増やしていきました。そして、フジフイルムは、レンズの性能に定評のあるメーカーです。この当時の私は、「優秀なレンズが揃っている⇒どれも欲しい」というヤバイ心理状態に陥っていました。いわゆる「レンズ沼にハマった」というやつです(汗)

とびっきりのやばいレンズ!

この時点ですでに、数本のレンズを手にしていました。確か6、7本だったと記憶しています。しかしながらここまでは、比較的お値段控えめなレンズを中心に入手していました。(控え目とは言いつつ、そんなにバカスカ買えるようなものではありませんが・・汗)。しかしここからは、フジのレンズラインナップの中でも、ハイクラス、高性能レンズの世界へと足を踏み入れていくことになります。

この当時、フジのXシリーズの愛用者たちの中で、大いに話題になっていたレンズがありました。誰もが「神レンズ」と激賞してました。そして確かに、このレンズで撮られた写真は、どれも素晴らしいものでした。そのレンズがこれです(Fujifilm HPより)。

XF16mm F1.4 、フルサイズ換算で約24mm、広く写せる広角レンズ、F1.4という事で明るく撮れる上に、15cmまで近づいて接写できるという、非常に面白いスペックのレンズです。・・というわけで、思い切って導入してしまいました!

面白いレンズだなあ~

導入直後、このレンズの特徴、絞りを開けて思い切り寄って撮った写真がこれです。

Fujifilm X-E2 XF16mm F1.4

今の眼で見ると、もっと露出を上げて明るく撮った方が良かったかなとも思いますが、とりあえず結構盛大に玉ボケが出ます。そしてこのレンズは、絞って風景を撮ると、実にシャープで色の綺麗な描写を得られます。特にレタッチとかしていなくても、こんな感じになります。

Fujifilm X-E2 XF16mm

実際、購入する際のお値段自体、それまでのレンズの倍近くしたのですが、その値段に見合う「確かにすごいレンズだ!」ということは、素人なりによく理解できました!

あまりに嬉しかった私は当時こんな浮かれた写真まで撮っていました。ええ歳こいたオッサンが何をやっているのでしょうねえ(汗)。

 

すごいレンズを使えば、それに見合った描写が得られる、もちろん腕による部分は大きいにしても、新たなレンズによって広がる世界は、確かに存在することが深く理解できました。

ここからさらに深く、写真の世界にハマっていくこととなるのですが、続きは次回に・・。